逢坂朔玖 ザクモードへの道のり
きっかけ
今回のモデルを作るきっかけになったのは、今は見れなくなってしまった「dreamBoat『#だんぱら_フェス4』 メンバー実況コメンタリー」で朔玖くんが出演したときです。曲の途中の煽りで普段のカワイイ感じからは想像できないようなパワフルな煽りを行った時の様子を朔玖くんが自分で「ざく」と表現したのを見た時です。
ちゃんとカッコよくなる素質は持っているので、カッコよさに完全に振り切った状態を「ザクモード」と名付けてモノ造りで無理やりにでも実現できないか考えました。
ザクII (HGUC)との合体
まず、最初に思いついたのは、ガンダムシリーズのザクと融合させるという無理やりの極致のような作戦。
3Dモデルを作ることも考えて実際に組み立てられるHG 1/144 ザクIIの画像と合体させてみたものが これ↓です
結論からいうと即、没にしました。
そもそも3Dモデルにするイメージが湧かなかったこともありますが、それ以前に、やる前に想定していたカッコよさとずれてしまったのでこれを進めるのは無理と判断しました。
朔゛玖への変身
濁点を単体で入力できることに気づき、文字として印刷することを思いつきます。このまま文字を印刷するでも良かったのですが、それだと芸がないのと、ザクモードという名前にふさわしくないと判断し、何かないかを考えました。その結果たどり着いたのがひらがなの「さく」から徐々に変化させて「朔゛玖」に変化させていく方法です。変化していく様子の動画を作成。
あくまでこれは動画なので何とかして3次元空間で再現したいんですよねぇ。
理想は前後で変化していく様子を立体的に表現する方法だったのですがやり方が浮かばなかったので断念して、ストップモーションの要領で変化させていく方式。
高速回転させてアニメーションのように見せるものの再現も考えましたが、同じものがループするものではないため断念。そんな時にふと思い出したのが昔の映写機にも使われていた(らしい)ジェネバ機構です。まさに今回のやりたいことに近いと考えてこれで行くことに決めました。
まずは、文字の部分を作ります。変化させた動画を10分割してそれぞれに対してモデルを作成したものが↓です。
いい感じになったので次はジェネバ機構の部分。
ジェネバ機構の部分は↓の動画を参考に作りました。
文字のモデルを埋め込むための溝も作りました。
あとはこれらを合体させるだけです。
合体させる
合体させたものが↓です。
本当はモデル上で動きを確認したかったのですがなぜか動かせなかったので実際に印刷してみたものが↓です。
動かしたものをストップモーション風に見えるようにトリミングしたものが↓です。
まとめ
やりたかった動きはできたので満足です。ただこの楽しさを伝えられた気がしないのが残念ですねぁ。
読者層的にほぼないと思いますが、作り方や細かい設定は需要があれば追記します。別に秘密にしている訳ではないです。